【11月30日名古屋入管への申し入れ】ハンガーストライキ続出、長期収容者・体調不良者は即刻仮放免を!

2022年11月30日、名古屋入管に抗議申入書を提出しました。

名古屋入管は同じ過ちを繰り返す気か!?

外に家族がいる、体調が悪い、という理由で仮放免申請をしても不許可にされ、なぜ不許可なのか、その理由も教えてもらえない。体調不良を訴えても薬の量を増やされるだけで、日に日に自分の体が悪化していく。いつか自分もセンターに移収されてしまうかもしれない。収容され続けたまま、死んでしまうかもしれない。
今、名古屋入管に収容されている人たちは、命をかけなければ出られないと、そう決意せざるを得ないほどに追い込まれています。申入書に記載しているE氏は、移収される前日夜、自ら洗剤を飲んで、救急搬送されました。自殺未遂です。これが、収容されている人たちの心境です。しかし、名古屋入管は予定通りE氏をセンターに移収しました。名古屋入管は、なぜ当事者がハンガーストライキをするのか、その理由を考えることなく、抗議行動が名古屋入管の中で広がることを恐れ、移収や面会妨害をもって力づくで抑えこもうとしています。こんな状況では、いつ自殺者が出てもおかしくありません。
法務省ー入管庁は、昨年からウィシュマさん死亡事件の再発防止に向け、医療体制の改善を行っているとアピールしていますが、現場は何も変わっていません。変わらないどころか後退しています。

絶対に過ちを繰り返してはなりません。現場がどうなっているのか、その実際に目を向けてください。日本社会の世論をもって名古屋入管を監視していきましょう。
▼このリンクからも申入書を読むことができます。