【ウィシュマさん裁判第10回】裁判傍聴、支援を呼びかけます!

11月29日(水)にウィシュマさん死亡事件第10回口頭弁論が行われます。


○当日のスケジュール(決まり次第、追って更新します。)

▶? 傍聴整理券交付

▶14時~ ご遺族と弁護団の見送り

▶14時30分~ 第10回口頭弁論

裁判後は16時ごろから裁判所近くの会場で記者会見、支援集会を行います!


記者会見、支援集会は、オンラインでも配信します。参加される方は、以下のURLから▼

11.29第10回口頭弁論 記者会見・支援集会

時刻: 2023年11月29日 04:00

参加 Zoom ミーティング

https://us02web.zoom.us/j/82701436994?pwd=K3hmTHlkTWVJalBoTzhSL2VZaWdnZz09

ミーティング ID: 827 0143 6994

パスコード: 286602



第1回目の裁判が2022年6月8日に行われてから、今回で10回目の裁判となります。裁判が始まってから1年半が経とうとしていますが、未だに証拠となるビデオが全て提出されていません。

それどころか、前回の裁判で国側から提出された医師の意見書には、ウィシュマさんが「私、死ぬ」「息、難しい」と訴えている場面に対し、これらの発言は「看守の注目を集めるため」だったと主張しています。他にも、ウィシュマさんがベッドから落ちてしまった時に、何度かベッドに戻そうと試みるも結果的にそのまま放置したことに対し、「万が一にでも持ち上げた後に落としてしまうようなことがあれば骨折などにもつながるため、慎重に対応する必要がある」「それ以上に無理しなかったことは、むしろA氏(ウィシュマさん)の安全を考えた、正しい判断であったと考えられる。」と主張しています。これは2月26日の午前5時ごろの出来事で、ベッドから落ちてしまい、実際にウィシュマさんは「床寒い」と訴えているのですが、寒い中、自分でベッドに戻ることすらできないほど衰弱したウィシュマさんをそのまま放置したことに対し、「正しい判断であった」と主張しているのです。

ウィシュマさんは名古屋入管の中で亡くなったのであり、名古屋入管に責任があるのは誰の目から見ても明らかですが、責任逃れをするどころかウィシュマさんを詐病扱いし、ウィシュマさんやご遺族を侮辱するような態度をとっています。これは絶対に許されることではありません。


傍聴席を埋め尽くし、国側の態度を許さない学生、市民の声が多くあることを国側に示し、ご遺族と共に真相究明・再発防止を求めていきましょう。


裁判のご支援、ご支持をどうぞよろしくお願いいたします。