【ウィシュマさんビデオの上映・第7、8回口頭弁論への参加を呼び掛けます!】
(2023年7月9日更新)
今後のスケジュール
◎6月21日(水)@名古屋地方裁判所(終了しました)
10:00 ご遺族・弁護団の見送り
10:30~12:00 ビデオ上映①
13:30~15:00 ビデオ上映②
15:15~16:30 ビデオ上映③
16:45~17:30 記者会見
17:30~18:00 報告集会
◎7月12日(水)@名古屋地方裁判所
12:30~12:50頃 傍聴整理券配布
13:30~15:00 ビデオ上映④
15:15~16:30 ビデオ上映⑤
17:00~18:00 記者会見
18:00~18:30 報告集会
記者会見・報告集会はウィルあいちのセミナールーム1・2で行います。
記者会見・報告集会の様子は、オンラインでも配信します。現地での参加が難しい方も、ぜひ以下のURLからご参加ください⇩
https://us02web.zoom.us/j/81904664051?pwd=YStpL2Z1amRBVzF6dlN3SExlblVjdz09
ミーティングID: 819 0466 4051
パスコード: 127434
2021年3月6日にウィシュマさんが亡くってから2年以上、また2022年5月の第一回から、裁判が始まって1年以上が経過しています。ウィシュマさんのご遺族は、2021年5月の来日以来、ウィシュマさんがなぜ亡くなったのか、死亡事件の真相究明と再発防止を求めてきました。
しかし、国側は現在も責任逃れの姿勢をとり続け、裁判の進行を妨げています。死亡事件の最も重要な証拠となる、ウィシュマさんが収容されていた部屋の監視カメラの映像295時間分を全面開示することを未だに拒んでおり、この証拠が提出されないために、裁判が本題に入っていないのです。真相究明のためにビデオを全て確かめる必要があること、国側に拒否するまともな理由などないことは、原告であるご遺族だけでなく裁判官も、被告国側も、共通認識のはずです。それでも国側が頑なにビデオの提出を拒み、また裁判所もその状態を是正しないのは、異常としか言いようがありません。
6月21日のビデオ上映、7月12日の第7回口頭弁論の中で、295時間のうち、遺族弁護団が証拠として特に重要だと判断して証拠保全をした5時間分のビデオ映像が開示されることになりました。今回の開示は、これまでご遺族、弁護団、また私たち市民が共に声を挙げ勝ち取った成果です。これからの全面開示、真相究明を実現するためにも、まずは5時間分を視聴し、入管のブラックボックスの中で何が起きていたのかを、日本社会に住む私たちが確かめる必要があります。
6月9日に強行採決された改悪入管法は、ウィシュマさんのように母国に帰ることができない人を無理やり追い返したり、刑事罰を与えるなど、本来日本在留を認めるべき人たちをより苦しめ、命と生活を脅かすものです。裁判における国側の態度からも、改悪入管法をまともに審議せず無理やり押し通したことからも、法務省―入管庁が言う再発防止などは口だけで、実際にはウィシュマさんのみならずたくさんの命を奪ってきたこと全く顧みずに、入管の権限を強めようとしていることが分かります。
二度とウィシュマさんのような犠牲者を出さないためにも、日本社会の世論が当事者とともに声をあげ、入管、国側を包囲、監視することが重要です。
ウィシュマさんの裁判も、ご遺族が望む真相究明、再発防止の実現のため、ご支持、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
これまでの裁判資料や裁判の情報が掲載されている「CALL4」のサイトは以下のURLからご覧いただけます。
また、カンパも募っています。
①名古屋入管死亡事件弁護団へのカンパ (ご遺族受け入れ、滞在、刑事告訴、国賠等全般的な支援のためのカンパ窓口)⇩
②ウィシュマさん名古屋入管死亡事件・国賠訴訟のためのカンパ窓口
CALL4のサイトからカンパできます。
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