名古屋入管へ、コロナに関する申し入れ(1月15日)

1月15日、名古屋出入国在留管理局に対し、新型コロナウィルスの対策として、原則的に収容場の被収容者全員に、仮放免許可を与えることを求める申入書を提出しました。

愛知県内でも新型コロナウィルスの感染が拡大しており、1月13日には緊急事態宣言が出されました。名古屋入管においても被収容者と接触のあった職員の感染が確認され、今まで以上に被収容者の感染のリスクが高まっています。劣悪な環境下での収容により体調不良者も多い中、被収容者が新型コロナウィルスに感染した場合、重症化する危険性が非常に高いと言えます。

一方で、入管で行われている感染防止の対策は極めてずさんです。例として、ある日の検温で37.5度以上の熱が確認された被収容者に対し、脇の下を冷たいタオルで拭き、体温計の示す数字が37.5度以下に下がるまで何度も検温を繰り返していた、ということがありました。また、入管は1月上旬に名古屋入管の職員が新型コロナウィルスに感染したことをHP等で発表していません。このような事実からして、入管のコロナ対策は感染防止を目的としたものではなく、「感染者や感染の疑いのある者が出た」という事実を覆い隠すような実態があると言わざるを得ません。

 入管のコロナ対策のずさんさに対して、被収容者の中では「いつコロナが収容場に入って来てもおかしくない」と不安が広がっています。このような状況下で収容を継続することは望ましくありません。STARTとしては、原則的に全員の仮放免の実現に向け、今後も被収容者の支援活動と入管への働きかけを継続して行っていきます。