4・21名古屋入管死亡事件緊急抗議集会④

行動提案


2021年4月21日


 START          

外国人労働者・難民と共に歩む会

TRY            

外国人労働者・難民と共に歩む会

PASTEL         

-難民支援・研究団体-

BOND           

外国人労働者・難民と共に歩む会



 今回の名古屋入管におけるスリランカ女性死亡事件について、自分達の誤りを棚に上げ、もみ消すような入管の対応を、当事者、支援者は絶対に許すことはできません。


 入管に、死亡事件の真相をただちに公表させ、遺族に謝罪し、再発防止を徹底するよう強く訴えかけていくと同時に、送還一本やり方針を強化する入管法改悪法案は、絶対に反対しなければなりません。


 本集会は、支援者と当事者が団結し、名古屋入管が引き起こした死亡事件に対して抗議するとともに、「死亡事件の真相究明、再発防止を徹底することなく、入管法改悪法案の成立は許さない」という強くて広い、社会的世論をつくり上げていくために開催しました。
 
 死亡事件の真相究明もせずに、入管法改悪法案を成立させることは絶対に認められません!


 支援者、当事者でこの意思一致をもって、行動を起こし、日本社会により強力な世論を巻き起こしていきましょう!共に闘っていきましょう!


1 各地方入管で、今回の死亡事件に対する真相究明、再発防止を求め抗議行動を行っていきましょう。
先ほど、各団体から意見表明があったように、関東、東海、関西において、各地方入管に対して抗議行動を行っていきます。


 入管の、収容権の濫用、人権侵害は、全国の入管施設において日常的に行われていることであり、被収容者は今も劣悪な環境、処遇の下に置かれています。


 今回のような死亡事件を二度と起こさないためにも、現場で、被収容者とともに声を上げ、医療問題をはじめとした収容施設の具体的な問題を取り上げ、収容施設の実態を暴露し、入管へ再発防止への圧力をかけていかなければなりません。


2 名古屋入管が引き起こした死亡事件に抗議し、入管法改悪法案に反対する社会的世論をつくり上げていくことです。


 入管法改悪法案は、4月16日から、衆議院で審議が行われており、与党側は早々と本日の衆議院法務委員会において採決する予定でしたが、本日の採択は阻止されました。
 
 この背景には、多くの支援者、日本人の入管法改悪に反対する意見が、SNSで拡散されたことが、大きな力となっていると考えられます。


 本日の採択は阻止されましたが、未だ予断を許さない状況が続いています。法案成立阻止に向けて、より強力な世論を創っていくことを呼びかけます。


 具体的には、「外国人の命を軽視する入管に、権限を与えようとする法案には反対!」「国民的議論を抜きに法案を採択するな!」という趣旨で、次の通りSNSでのハッシュタグキャンペーンを展開していきましょう。


「#名古屋入管死亡事件の真相究明と再発防止を求めます」
「#外国人の命を軽視した入管法改悪に反対します」
「#国民的議論を抜きに入管法改悪法案を採択するな」


 SNSでの世論の広がりは、入管に世論の大きさを知らしめるバロメーターになります。野党の国会議員やマスコミの方々、死亡事件の真相究明と再発防止、入管法改悪法案阻止に向けて我々が後押しします!ここぞとばかり力を発揮してください!

START~外国人労働者・難民と共に歩む会~

START~外国人労働者・難民と共に歩む会~